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水彩色鉛筆で描く「桃」

  • 下塗り
    まずは、桃や葉にはない色で下塗りをします。
    これらの色は完成時にしたから透けて見えるので、色に厚みをつける効果があります。
    ここでは、葉に青や黄、桃にはオレンジや黄を、また、枝には薄く赤を入れてみました。
    色鉛筆を寝かして使い、気軽に大まかに塗ってみてください。
    ただし、あまりくらい色を濃く使わないようにしてください。
    仕上げの色が鈍くなってしまうことがあります。
    明るく鮮やかな色を使うと良いでしょう。

  • 水でぼかす
    水をつけた筆で水彩色鉛筆を溶かし、下塗りで塗った色のザラツキを無くし滑らかにします。
    これが次に行う描写の下支えとなります。

  • 桃の描写
    「桃」は柔らかい質感なので、色鉛筆を立てず、寝かし気味にして使い、力をあまり入れずに描いていきます。
    下塗りの黄色が透けて見え、桃の色を美しく見せる効果が出ています。
    また、表面の薄毛の表情を出すために、更に色鉛筆の「白」を重ね塗りしてみました。

  • 枝の描写
    「枝」は桃と異なり硬い質感です。
    色鉛筆を立てて使い、タッチを残しながらゴツゴツと描いていきます。
    ここでも下塗りの効果が出ています。

  • 葉の描写
    葉脈は色鉛筆を立てて使い、葉の表面は色鉛筆を寝かして描きました。
    質感に合わせてタッチや筆圧を変えて表現することを心がけてください。

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