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下塗り
実際にはない色で、下塗りをしましょう。
色に厚みや変化をつける効果があります。
ここでは、葉に青や黄、石榴にはオレンジや黄を、種にはピンクを入れました。
ただし、あまり暗い色を濃く使わないようにしてください。
仕上がリが暗くなってしまうことがあります。
明るく鮮やかな色を使うと良いでしょう。
形に沿わせてタッチを入れる
タッチを形に沿わして描くと、よりいっそうの量感が表現できます。
色鉛筆の特徴の一つとして、「タッチが残る」ということがあげられます。
何本もタッチを重ねていくことにより、複雑な質感にしていくことができます。
細部の描写 種を美しく
色鉛筆のもう一つの特徴として、細部の描写に向いていることがあげられます。
種などの細かいものを、しっかりと丁寧に描いていくことが出来ます。
石榴の種の透明感を出すために、一粒一粒の種の中に、下塗りで塗ったピンクを残すようにしながら描いてみました。
タッチを重ね質感を表現する
更にタッチを重ねていき、よりいっそう対象物の質感に近づけて行きましょう。
タッチを何本も重ねることにより、密度を出しましょう。
石榴の色は赤一色ではなくオレンジや黄緑なども使ってみました。
葉は、下塗りの黄を活かしながら葉脈に沿わしてタッチを入れます。
種の隙間に暗い色を入れる
色鉛筆は特性上、色を塗り重ねていってもなかなか暗くなりません。
ですので最後に積極的に暗い色を使い、絵にメリハリをつけましょう。
ココ!と思うところを、思い切ってしっかり暗く塗ってみてください。
種の隙間や果実に残る萼(がく)を、暗い色で描写することで、石榴の特徴を強調してみました。