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てん刻は印材に書画の落款などに押す印を彫ることで、篆書体を刻したところから出た言葉です。
現在では書体に関係なく古文・篆・隷・階・行・草・仮名・ローマ字等でも刻されています。
陰刻
文字の部分を刻み取って他の部分を残します。印肉をつけて押すと文字が白く残るので白文(はくぶん)ともいいます。
陽刻
文字の部分と輪郭を残し、他の部分を刻み取ります。印肉をつけて押すと文字と輪郭が朱く残るので朱文(しゅぶん)ともいいます。陰刻と陽刻の混合の方法もあります。
(1)印面を磨く
印面に近い方を持って平らになるよう気を付けながら、サンドペーパーで磨きます。
(2)下絵を描く
トレーシングペーパーに下描きし、反転してカーボン紙の上からなぞります。
(3)てん刻刀で彫る
下描きにそって彫り進めます。細かい所は印刀が便利です。
(4)インクをつける
印泥以外にも版画ゴムローラーと版画インクを使うと、様々なものに捺印できます。布に押す時は、布用インクか油性版画インクを用います。油性は乾きにくいので注意してください。