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釉薬がいろんな発色をするのはなぜですか?
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金属で色が決まる?
釉薬の多くには、金属の成分が含まれています。
釉薬に含まれる代表的な金属は、「鉄」や「銅」。
これらが、陶芸窯で高温焼成されることで、色とりどりの美しい発色をします。
釉薬は、金属との化学反応で色が決まるのですね。「鉄」が錆びると赤くなる。
だから鉄を含む釉薬は赤くなる、と考えると分かりやすいと思います。
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金属の量で色が変わる?
釉薬に含まれる金属の量で、発色が変わるのです。
「鉄」の例で考えると、分かりやすいと思います。
釉薬に含まれる「鉄」の成分が少ないと「黄色」に、中くらいだと「茶色」に、多いと「黒色」に発色します。
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鉄系で黄色に発色する代表的な釉薬は『黄瀬戸釉(きせとゆう)』、茶色に発色する釉薬には『鉄釉』『あめ釉』『鉄赤釉』、黒色に発色する代表的な釉薬には『黒天目釉』などがあります。
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釉薬の発色は、化学の分野になりますが、少しだけ知っておくと、釉薬選びがいっそう楽しくなると思います。ぜひ、いろんな釉薬を試してみてくださいね。
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釉薬の安全性について
当店の釉薬は「無鉛」です。鉛は含まれておりませんので、焼成後(釉薬が溶融してガラス化した後)は、食器などにも安心してお使いいただけます。
上絵用の絵の具の一部は、低温で絵の具を溶着させるために「有鉛」タイプのものがあります。「有鉛」は、口に触れる部分や、食べ物が入る部分には使用できません。
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