粘土の選定基準にはいろいろありますが、ここでは、作りたい作品に合わせて考えてみたいと思います。
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小物作品(小皿、小鉢、湯のみ、等)の場合
粒子(目ともいいます)の細かいものが適します。
表面の仕上げがきっちりできますし、手に持った時の感触もさらっとしたものになります。
例)信楽陶土、同赤味陶土、美濃白土、美濃赤土(細目)、他
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中物作品(どんぶり、盛りざら、盛り鉢、花瓶、等)
土肌の色、感触がデザインと相まって作品全体の出来栄えを左右します。
また、焼いた時の自重や収縮による歪みも考えなければいけません、やや粗目の粒子が入ったものがよいでしょう。
例)信楽粘土、信楽赤味陶土、益子陶土、美濃赤土(粗目)、他
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大物作品(壷、大皿、傘立て、陶板、等)
土肌が出来栄えに大きく影響します。
従って市販の粘土そのままでなく、自分でシャモットや粗い土をブレンドして作ります。
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