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電動ろくろを使用した、桜花ぐい呑み作品の作り方をご紹介します。 ご紹介の技法には、この商品をお使いください。
陶芸作品の口縁を、花形に整えた作品を「輪花(りんか)」と呼びます。
指で花形をつける場合は、ろくろ成形直後、作品を切り離す前に行います。
せっかく作った輪花を崩さないよう、シッタを使った削り方法がおすすめです。
桜の花の形は、陶芸用語で「輪花(りんか)」と呼ばれる装飾のスタイルです。
桜花形を作りながら、輪花技法をお楽しみください。
成形では、指で花形に整える技法をご紹介します。
用意するもの(主な陶芸用品)
作り方・手順
1. ろくろ成形
ぐい呑み形に成形します。後で見込み(作品の内側)に、「しべ」を絵付けするので、描きやすい内面に調整します。
ここまでは、通常のぐい呑み作品の作り方と同様です。詳しい作り方はこちらをご確認ください。
へらなどを使い、粘土の土台部分に、5等分の目印をつけておきます。(輪花装飾の目安位置になります。)
5等分線を目安に、指先でへこみをつけます。作品の縁を指先でこすって、内側にへこませるイメージです。
この作業は、ぐい呑み形の成形直後の柔らかいうちに行います。5弁の花びらができたら、ろくろを高速回転させます。
ろくろを高速回転させると、遠心力で花びらに丸みが出ます。
カットする位置に指先でくぼみ(印)をつけます。しっぴきが入りやすくするとともに、運ぶ時に指先が入るようにします。
しっぴきを両手指先でしっかりと持ち、ぴんと張ります。ろくろの回転を落とし、ゆっくりと回転させます。
しっぴきを張ったまま、1cmくらい食い込ませます。同時に左手を離します。右手はしっぴきをしっかり持っておきます。(ろくろの回転が時計回りの場合)
左手を離すと、しっぴきの一端がゆっくりと巻き付きます。作品を一周する頃に、右手をシュッと引き、作品を切り離します。輪っかを縛ってカットするイメージです。
両手をチョキの形にして、指先をカット位置に軽く差し込み、作品を浮かせます。作品が少し浮いたら、そのまま粘土板に運び、置きます。
生乾き後、高台削り作業に移ります。「高台削り(せんべい使用)」はこちら、「高台削り(シッタ使用)」はこちらをご確認ください。
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ワンポイント アドバイス
輪花(りんか)装飾について
今回の陶芸手作りハウツーのような、指で花形をつける方法の他、粘土カッターなどで切り込みを入れる方法もあります。
輪花装飾のタイミングについて
粘土が乾かないうちに、指先で縁をこするようにして、へこみをつけます。
電動ろくろの場合は、急回転させることで、遠心力により、輪花のカーブを調節することができます。
輪花装飾の高台削りについて
(詳しくは、ぐい呑みの作り方(電動ろくろ)4.削り②シッタをご確認ください。)
粘土が乾かないうちに、指先で縁をこするようにして、へこみをつけます。
せんべいを使った輪花作品の削りの場合は、輪花を崩さないよう、
柔らかめの粘土でせんべいを作って、縁を保護しながら削りましょう。
また、縁に触れてもゆがまない程度の生乾き状態で削りましょう。
(詳しくは、ぐい呑みの作り方(電動ろくろ)3.削り①せんべいをご確認ください。)
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