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電動ろくろを使用した、桜花ぐい呑み作品の作り方をご紹介します。
・・・必ず使うもの
削り作業は、以下ページの制作工程と同様です。 ご紹介の技法には、この商品をお使いください。
ポンスは、粘土作品に穴をあけるための陶芸道具です。
陶芸作品の口縁を、花形に整えた作品を「輪花(りんか)」と呼びます。
今回のように、輪花装飾にポンスを併用する場合は、半乾きの状態が進み過ぎると、縁が欠けやすくなります。
桜の花の形は、陶芸用語で「輪花(りんか)」と呼ばれる装飾のスタイルです。
桜花形を作りながら、輪花技法をお楽しみください。
削りでは、ポンスや粘土カッターで切り込みを入れる方法をご紹介します。
用意するもの(主な陶芸用品)
・・・あれば便利なもの
(※制作工程順に記載)
作り方・手順
1. 削り
手作りハウツー(陶芸 技法ガイド):ぐい呑みの作り方(電動ろくろ)3.削り①せんべい
手作りハウツー(陶芸 技法ガイド):ぐい呑みの作り方(電動ろくろ)4.削り②シッタ
2. 細工
ろくろ成形時に入れたへこみの位置を参考に、5等分の印をマーキングします。
5等分の印を付けた各部分に、ポンスでの削り位置をマーキングします。
高台削りの直後に、ポンスで桜の花びらの切り込みを入れます。穴をあける感覚で削ります。2mmのポンスを使用。
縁が欠けたり割れないよう、半乾きの具合を調整して、ポンスの力の入れ具合も加減しましょう。
さらに、桜の花びらの切り込みを丁寧に削って整えます。ヒビ防止のため、V字にせず、丸みを持たせます。
粘土カッターで、5か所の切り込みを整えたところです。上から見た時に、桜の花らしくなるよう仕上げましょう。
少し濡らしたスポンジで、切り込みをこするようにしてなめらかにします。切り込みに丸みを持たせるイメージです。
切り込みと縁を全体的になめらかにして、縁を仕上げます。
縁を仕上げて、成形が完了しました。あとは、素焼き・デコライナーの絵付け・釉掛け・本焼きへと進みます。
おすすめ商品
当店で一番売れている、人気の粘土!手びねりも、電動ろくろも、とても作りやすく、柔らかな白に仕上がります。
粘土に穴をあけるための道具です。急須の茶漉しづくりにも使われるほど、シャープな穴があけられます。
先端が細い形状で、切れ味の良いカッターです。細かい細工加工にも適しています。
1台は必ず持ちたい手回しろくろ。成型時や加工時に重宝します。まずは小型のものから揃えましょう。
この電気窯で焼ける!
ワンポイント アドバイス
ポンスについて
粘土で成形後、半乾きの時に、ポンスの先端を押し付け、回しながら穴をあけます。
穴をあけると、ポンスの中に粘土が詰まりますので、針金や細い棒などで押し出してから、次の穴あけ作業をします。
輪花(りんか)装飾について
今回の作り方レシピのように、指で花形をつける方法や、粘土カッターなどで切り込みを入れる方法があります。
切り込みを入れる時には、V字を鋭利せずに、なめらかな丸みを持たせることがポイントです。
V字を鋭利にすると、乾燥時・焼成時に、切り込みからヒビが入ることがありますのでご注意ください。
このような時にも、ポンスが活躍します。ポンスを使えば、丸みのある切り込みに成形できます。
輪花装飾のタイミングについて
ポンスが入りにくい状態ですと固すぎますので、適度な半乾き状態を見極めて、作業してください。
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