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当店で大人気の陶芸下絵の具 ワンストローク を使用した、絵付け・釉掛けの流れをご紹介します。
ご紹介の技法には、この商品をお使いください。
ワンストロークは、鮮やかな発色で、絵の具の伸びも良く、重ね塗りもできる、画期的な陶芸専用下絵の具です。
ワンストロークに上掛けする透明釉薬は、No.12石灰釉をお使いください。
一輪挿し、花瓶、とっくりなど、胴部が膨らみ、口が細い器を「袋物(ふくろもの)」と呼びます。
口が狭い作品は、漏斗などを使用して、釉掛けをすることができます。用意するもの(主な陶芸用品)
作り方・手順
1. ワンストローク(下絵の具)を調整する
ワンストロークのボトルから、絵の具を梅皿に絞り出します。梅皿は、絵の具の混色や濃度調整に便利です。
絞り出したワンストロークの絵の具を、筆でよく混ぜて、濃度ムラのないようになじませます。
そのままでも使用可能ですが、薄目に描きたい場合や、濃すぎる場合は、適宜、水を少量加えて濃度を調整します。
2. 鉛筆で下描きをする・ワンストロークで絵付けする
鉛筆やシャープペンシルなどで、素焼き素地にイメージを下描きします。鉛筆の線は、本焼き後に消えます。
垂れない程度に筆に絵の具を含ませて、手ろくろを回しながら塗り付けます。
同様に、2色目を塗ります。広い面を塗る場合は、絵の具がかすれないよう、筆に多めに絵の具を含ませます。
下描きの鉛筆線が見えなくなった場合は、絵の具の上からもう一度、鉛筆で下絵を補います。
下描きに合わせて、白色のワンストロークでドット模様を塗り重ねます。少し多目に筆に絵の具を含ませて、絵の具を乗せるように塗ります。
白色の中に、緑色のドットを塗ります。絵の具がはみ出た場合は、粘土カッターや平線アルミべらで軽く削ると、落とせます。
3. 透明釉を掛ける
柔らかいプラスチック製の計量カップを使って、透明釉を注ぎます。写真のように、カップの口を細くして注ぎます。器の口が小さい場合は、薄目に溶いた釉薬を使用すると、口が詰まりにくくなります。
すぐにひっくり返して釉薬を流し出します。外側にこぼれた釉薬は、水で濡らしたスポンジで拭き取ります。しばらく置いて水分を乾かします。(水分が残っていると、外側の釉薬の乗りが悪くなります)
釉薬をよくかき混ぜてから、作品の高台部分をつかみ、釉薬に浸します。指跡が残った場合は、筆で釉薬を塗ります。高台部や底面に余分な釉薬が付着した場合はスポンジで拭き取ります。この後、本焼きをして完成です。
おすすめ商品
当店、一番人気のカラフル陶芸下絵の具!塗りやすく、伸びが良く、発色が鮮やかです。欲しい色が必ず見つかる、全54色の豊富なラインナップ。
ワンストロークの下絵付けをしたら、この透明釉薬を上掛けするときれいに仕上ります。グリーンの絵の具にも影響がありません。
2L/4L/10Lの3サイズで各5個セットの釉薬プラ容器です。少量の釉薬の釉掛けや保管にピッタリのサイズ。2Lサイズは、粉末釉薬1kgを水で溶いた時に丁度良い容量です。
絵付けに必須!細線がさらっと描ける弾力のある極上筆や、面塗り用のダミ筆も揃う5本フルセットです。
この電気窯で焼ける!
ワンポイント アドバイス
下絵の具・ワンストロークの絵付けについて
チューブから梅皿などに絞り出し、筆でよく混ぜて、馴染ませてから、素焼き作品に絵付けをしてください。
薄塗りをしたい場合は、水を少量混ぜてお使いいただけます。
下絵の具・ワンストロークの釉掛けについて
他の透明釉薬ですと、グリーン系の絵の具が茶色に発色することがありますが、
No.12石灰釉なら、グリーンの下絵の具の発色にも適しています。
袋物の釉掛け方法
袋物は、口が広い作品は、どぼ掛け(浸し掛け)で内側にも釉掛けができますが、
口が狭い作品は、まず内側を釉掛けし、その後、外側をどぼ掛け等で釉掛けします。
口が小さい作品に、濃い目の釉薬を使用すると、釉薬で口が詰まることがありますので、
薄目に溶いた釉薬を使用するか、一度、素焼き素地に水分を含ませてから釉薬を掛けますと、薄目に掛けることができます。
また、内側の釉掛けの直後に外側の釉薬を掛けると、釉薬の乗りが悪くなることがあります。
(素焼き素地に、水分を多く含んでいると、釉薬を吸着しにくくなります)
このような場合には、最初に掛けた釉薬を乾かしてから、次の釉掛けを行うと良いです。
漏斗や計量カップを使用した内側の釉掛け
但し、通常の釉掛けより時間がかかりますので、釉薬が分厚く掛かってしまいがちです。
その際は、前述のように、薄目に溶いた釉薬を使ったり、予め素焼き素地に水分を含ませたりします。
とっくりなど、容積のある袋物作品の場合は、漏斗が便利です。
一輪挿しのように、容積も口径も小さい作品の場合は、柔らかいプラスチック素材でできた計量カップが便利です。
計量カップに釉薬を入れ、カップの口を手で細くつぶしながら、袋物の口に釉薬を注ぐことができます。
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