現在16,000アイテムの品揃え!【5,500円以上送料無料】【お見積り無料】お電話・FAXのご注文も承ります
ドライポイント〈drypoint(英語)〉は、ポワント・セッシュ〈pointe seche(仏語)〉とも呼ばれ、ニードルやドライポイント小刀で彫られた線に沿ってできるささくれ(バーと言います)にインクが残って、柔らかく美しいにじみの効果を得る技法です。
(1)線刻する
ニードルやドライポイント小刀を用いて、版面を切り裂くように線刻していきます。
工具はよく研いでから使います。
(2)面を表現する
広い面の表現は、線刻の集合で表現します。
(3)スクレーパーでバーをとる
ニードルで描かれた線に沿ってビュランで線刻していきます。ビュランはよく研いだものを用い、ゆっくりと彫り進めます。
ニードルや、ドライポイント小刀で削られた線は、A図のようになり、スクレーパーでバーを削り取ると、B図のようになります。